私がやってみて成功したNLP「部下の育て方」
仕事を覚えたり、製品の使い方を理解しようとする時や
子供が勉強する時にも使えます。
上の説明にもあるように
①聴覚型 ②視覚型 ③体感覚型に分れます。
なので、部下に仕事の説明や覚えて欲しい事がある場合は相手の理解しやすい方法を使うと便利です。
タイプ別特徴3つと実践した事
もし新機種のスマホを買って使い方を理解する時に、人によってこれが分かりやすいっていうやり方が違います。
もうこれは感覚の問題なので、
その人の分かりやすいタイプに合わせてこちらがアプローチ方法を変えたら効果的です♪
その3つのタイプの解説と私が実際に部下の試して成功した方法を伝えます。
聴覚型 聴覚(ちょうかく)型
物事を理解する時に、耳から入る情報や文字を読むと理解が早いタイプです。文字を読むというのは心の中で読んで、その文字が聞こえるという感覚です。
聴覚型の特徴は⇒
「聞こえる」「考える」という言葉を多く使います。話し相手と目を合わせないでしゃべる傾向があり、それは自分の心に意識がいっているからです。見るより聞くことが重要な人なので、耳を相手に向けたりします。話のスピードは普通で、話が長く理屈っぽい傾向がありますが じっくり話をすることで心が通じます。
私がこのタイプの部下にやった事は⇒
まずメールや書類を先に送って文字で理解をしてもらう。言葉を大事にする人なのでこちらも言葉は慎重に使い「どう考える?」「どう思いますか?」など考える・思うという言葉(心の中の声を聴くという意味)を使うと本音を話してくれます。
視覚型 しかくがた
文章で読むより、図やイラストの方が理解しやすいです。本人がメモを取る時も〇や矢印など記号やイラストで表現して書きます。文章の内容も言葉で理解するというより、写真の様に記憶します。
視覚型の特徴は⇒
視線が上方に向く傾向があり「話が見えない」「~のように見える」など視覚にまつわる言葉が多いです。文章の内容などを写真の様に記憶していますので、視線が上を向いている時はその写真の記憶を思い出している状態です。
私がこのタイプの部下にやった事は⇒
絵や写真などを見ながら説明をしました。目の前の雰囲気に左右されるタイプなので、私の意見に賛成してほしい場合は、おしゃれなカフェやホテルのラウンジなどで説得しました。
体感覚型 からだかんかくがた
説明したいものを実際に触ってもらう、体験してもらうことで早く理解してくれます。色々説明するより体(感覚)で覚える人です。
体感覚型の特徴⇒
目線は下方に向く傾向があり、言語に関しても「~のように感じられる」など感覚を表現します。身体を使うことで記憶がしやすくなり、急に立ち上がって動作で説明を始めたりします。
私がこのタイプの部下にやった事は⇒
教えたい仕事の動作から伝えました。①ここをクリック②このボタンで出力と言う様に伝えると、理解が早かったです。習慣で動いて失敗する事が多かったので、指差し確認をしてもらうとミスが減ります。
まとめ
人それぞれ、理解しやすいツールが違うという事です。
上司や親が聴覚タイプで箇条書きに書いてあるマニュアルや参考書で説明をしても体感覚の相手であれば、さっぱり伝わりません。
聴覚タイプには文章や音(動画の話す言葉もOK)で伝えると早いです。
視覚タイプには写真や実物を見てもらう事
体感覚の人にはその場へ行って説明や触ってもらうという伝え方が効果的です。
是非試してみて下さいね。
私は実際にこの方法で、使えないってレッテルを張られた部下を正社員に引き上げた事があります。
少し話がそれますが、もし私がこの使えないって言われた人を他の人と同じように「ダメな人」で終わらせていたら、
この3つにタイプの事を知らずに過ごしたでしょう。
彼女に出会ったおかげで、このタイプを知りそれからも部下との付き合い方に役立てました。
私がその職場から移動する時に、彼女に3つのタイプの事を詳しく話して
自分の特徴を知る事と、他のタイプに自分と同じやり方を押し付けない事を話して別れました。
タイプに合わせた伝え方は本当に重要です。
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