人になめられた態度を取られた時の返し

人になめられた態度を取られた時の返し

「どこに行っても気がつくと軽く扱われてくやしい」

「1つ下の後輩が私にだけタメ口でしゃべる」

「なめられて腹が立つけど、何て言って良いか分からない」

優しい人や余り怒りを表に出せない人は人に軽く扱われたり、嫌な仕事を押し付けられたりします。

怒りを出せない人だって心の中で怒りを感じている。でも言い返せない…ケンカになって場の空気が悪くなるのも申し訳ない

そんな時の為にケンカにならない反撃法(言い返す技術)です。

この記事で分かる事
◎何故自分だけがいつもなめられるのか?理由が分かる
◎自分になめた態度を取った人への反撃法
 〇笑顔を消して一瞬真顔で伝える
 〇聞き流せない失礼なセリフを聞き返す
 〇後輩、年下のタメ口に毅然とした態度を取る
 〇自分が怒っている事を冷静に伝える
 〇言葉で追い詰めながらケンカの寸止め
◎最後に恐れず反撃が出来る考え方に切り替える

貴方がなめられる理由はこれでは?

失礼な態度を取る人も、相手を選んでやっています。

・いつもヘラヘラして、怒りそうにない人
・戦っても勝てそうな自分より弱いと思える人
・すぐに謝る自信が無さそうな態度の人
・人に嫌われる事が怖くて、周りを気にする人
他にも外見では背が小さい人、童顔、細身の弱そうな人

こういう人を選んで少しづつ試しながら、怒らないんだと分かると、エスカレートしてきたり、ストレスのはけ口に使ったりします。

その関係が湾曲すると、相手を見るといじめたくなったりする人も居ます。

そういう対象にならない為に「この人は怒らない(怒れない)人」と認証される前に、反撃しましょう。

なめた態度を取った人への5つの反撃法

失礼な態度を取られたからと言って、いきなりケンカは出来ません。相手との関係性もあるし大人は中々ケンカは出来ないです。

ケンカをしなくても、相手に「この人になめた態度を取っちゃいけない」と思わせれば良いんです。

その具体的な方法5つです。

ヘラヘラを一瞬止めて刺激を与える

失礼な態度や言い方をされても、はっきり言えず… どうしたら良いか分からない時に、ついへらへらと笑ってしまう。

自分でも嫌だけどそうなってしまう人は多いです。

この方法は相手と話している時に、こういう態度を取ってください。

一瞬だけ真顔になって「そういうの辞めてね」とか「そういう言い方は失礼だよ」と言ってください。

優し過ぎる人にはそれで精いっぱいかもしれませんが、ヘラヘラ笑っている人が急に真顔になるのはインパクトがあります。

相手は「何のことですか?」「怖~い」とごまかすでしょう。気にしないで下さい、ヘラヘラ笑顔から真顔に変わったインパクトは大きいです。

相手が言ったセリフをハッキリ聞き返す

みんなでワイワイ楽しそうに話している時でも(飲み会の場でも)嫌味を言われたり、馬鹿にされた時にはこのセリフを言って、会話を止めて下さい。

「え?今のどういう意味ですか?」「それは私に対しての事ですか?」と問いただしてください

聞き流すと、この人は大丈夫と思われます。聞き捨てならないセリフはスルーせずに止めて下さい。

相手がケンカ腰になっても、こちらは冷静に「それは失礼だと思います」「そういう言い方は辞めて下さい」と伝えて下さい。

その場が盛り下がっても、その場で言わないと意味が無いです。

気弱な人は泣いてしまうかもしれませんが、泣かない様に一人の時にこのセリフを声に出して練習してみて下さいね。

タメ口を辞めてと伝える

生意気な後輩が自分にだけタメ口を聞く時は、はっきりとその相手に伝えて下さい。

「一応先輩だからタメ口は辞めて」「何故タメ口?」と笑わずに相手に伝えて下さい。

その後輩はきっと選んでタメ口にしています。それを許していると、だんだんエスカレートしてミスをこちらのせいにされたり、仕事を押し付けられたりします。

先輩が後輩を馬鹿にするより、後輩が先輩を馬鹿にする方がリスクは大きいので(笑)タメ口が言えるような後輩は気を付けた方が良いです。

バカにされるのは嫌だと伝える

次は正面から止めるのではなくて、自分の気持ちを言葉で伝える方法です。

「ああいう言い方は馬鹿にされてるみたいで辛いです」「下に見られてるのかな?と悲しくなりました」と自分が感じて、傷付いている事だけを伝える。

他の物より、少し言いやすいかもしれません。

相手を責めず自分はこう思うという言い方で、コミニケーションスキル「iメッセージ」を使った手法です。

言われたその場で返すなら「今の言い方」と変えて下さい。この手法は日にちが経って、自分の気持ちを整理してからでも使いやすいです。

論破寸前の握手法を使う

この返しは、言葉を巧みに使える人におススメです。

営業マンが理不尽なお客様にバカにされた時。長年馬鹿にされている人にガツンと言ってもう黙らせたい時に使います。

①この美顔器すぐ壊れるって聞いたわよ。値段も高すぎるし。

②そうなんですか⁉申し訳ありません。どこの部分が壊れますか?本体部分ですかね?外付けコードですかね?

③いや…そこまでは聞いてないけど。なんかそんな噂も聞いた事がある。

④そうですか。なかなかお客様の生の声聞く機会がなくて…又噂聞いたら教えてもらえますか?勉強させてください。

相手のあやふやな悪口に対して、こちらが専門的な質問を投げかけます。

相手が答えられない事でその言い方が失礼な言い方だと分かりますが、大事なのはその後に決して深追い・論破しない事。

深追いすると、相手が敵になってしまいます。あいまいな答えしか出来ず不安になっている人にすかさず、直ぐに「教えて下さい」と言う様に近づいて、私は貴方の敵ではありません。と無言の表現をして下さい。

こちらの方がプロですよという意味で、②そうなんですか⁉申し訳ありません。どこの部分が壊れますか?本体部分ですかね?外付けコードですかね?という質問が必要です。

②が無くて、すぐ④にいくとなめられます。

この記事も合わせて読んでみて下さい。何故上から目線になってしまうかが分かります。

貴方は悪くない!考え方だけ変えてみる

失礼な言い方をされて、いじめに近いような扱いをされる時に時々「いじめられる方にも原因はある」という様な乱暴な言い方をする人が居ます。

どんな人でも、失礼な扱いをされて当然の人はいません。人をなめたような態度を取る人が悪いのです。

そういう人と戦うにはパワーが必要です。戦わなくて良いので防御だけしましょう。

自分になめた態度を取った人への反撃法
 〇笑顔を消して一瞬真顔で伝える
 〇聞き流せない失礼なセリフを聞き返す
 〇後輩、年下のタメ口に毅然とした態度を取る
 〇自分が怒っている事を冷静に伝える
 〇言葉で追い詰めながらケンカの寸止め

笑顔を消して一言言いたいけど、皆で楽しく飲んでいる時に、こんな言い方をして場が盛り下がったらどうしようと思われる方

場が盛り下がって白けた空気になるのはあなたのせいではなくて、失礼な発言をした相手の責任です。

その場に居る人はもしかしたら、貴方を変な人と思うかもしれません。それは仕方のない事です。貴方がガマンしても、馬鹿にしてくる人は居ます。

周りの人全員に好かれようとしないで下さいね。

失礼な言い方をされて驚いて、どうしてよいか分からず、無意識にヘラヘラしてしまうと余計そんな失礼な人が集まってきます。

何とか失礼な言い方を二度とさせない為に、「自分は人にバカにされる人間ではない」と心に刻んで、トライしてみて下さい。

応援していますね。きっと貴方が凛とした態度で接していたら、味方が出てきます。