正解を探すか?迷いながら進むか?─きれいな成功より、ドタバタの挑戦

新講座:伝えるプロ入門プログラム

今回の講座、
ありがたいことにたくさんの方から
お申し込みをいただきました。

まさか定員の倍以上になるとは。
うれしい悲鳴って、まさにこのこと。

とはいえ、
最終的にお願いできるのは5名。
そこからが、もう大変。

全員に来てほしい気持ちを抑えつつ、
一人ひとりと個別でお話しました。

話してみると、どの方も魅力的で、
「この方と一緒にやりたい」と
思う瞬間がいくつもありました。

最初の私はね、
正直ちょっと「欲張りモード」でした。

どうせなら最初の受講生には、
結果が早く出て、
次の方のお手本になるような人を——
そう思っていたんです。

でも、面談を重ねるうちに気づきました。

あれ?
私だって、この講師育成講座を
スタートするのは初めてじゃない?

だったら、
完璧に進めるよりも、
いろんなタイプの方と出会って、
一緒に試行錯誤していく方が良いんじゃないか?

私が決めたゴールより、受講者の方と一緒に悩みながら
相手の最適な道を見つける!
(イヤ~ん、ステキやん)

そう考えたら、
すとんと気持ちが軽くなりました。

で、選んだ5名はというと——

会社員として
「社内講師のノウハウを学びたい」という方、

今すでに講師として活躍していて
「新しいテーマで講座を作ってみたい」という方、

そして、
起業や転職は考えていないけれど
「今の経験を誰かの成長に活かしたい」と
静かに決意している方まで。

ほんとうに多彩。

同じ目的ではなくても、
それぞれの想いが交わる瞬間が
この講座には生まれる気がしています。

迷って迷って、
最後は「お手本になる人」ではなく、
「一緒に挑戦できる人」を選びました。

完璧じゃなくてもいい。
失敗したっていい。

一緒にオールを漕いでいけるなら、
それがいちばんのスタートだな、と思っています。

正解なんて、たぶんない。
でも、それでいい。
そこからが本当の始まりだから。

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