ほめ言葉が上手に使えて人間関係が楽になる方法

ほめ言葉が上手に使えて人間関係が楽になる方法

ほめるコツ3つ

相手の喜ぶ場所をほめる



人によってほめられて嬉しい場所は違うんです。
なので、相手が喜びそうな部分を段階別に説明しますね。


5の見た目をほめられると喜ぶ人も居るし、
そんな事どうでも良いと思う人も居ます。

4の部分で頑張ってるね~とほめても、
「仕事なので当たりまえ」と思う人も居ます。

そういう人には3の結果が出た所で

ほめないと逆効果ですね。


どこで喜ぶかは、相手の年齢や経験

こちらとの関係でも変わってきます。

気を付ける事は自分が喜ぶ部分で人もほめてしまいがち。

自分も嬉しいから、相手も喜ぶと思わないで下さいね。

相手の喜ぶ段階を良~く観察して見つけて下さいね。




他人と比べず本人の変化をほめる

本人がやった事や出来た事に気ずいて
ほめると喜んでくれますよ。

「言わないのに片づけてくれたの?ありがとう」
「この前の資料より分かりやすくなってる頑張ったね」


誰かと比べるという事は、相手に敵対心を生んでしまったり、

他の人への悪口になってしまい逆効果になる事もあります。

本人自身の努力や成長に気ずいて褒めると
見ていてくれたんだという喜びにも繋がります。


好感を持たれるほめ方をする

相手に親近感を感じてもらえるほめ方です

・一言添えて
「仕事が早いですね」でもほめ言葉ですが、

「仕事が早いですね。今度良かったらコツを教えて頂けませんか?」と添える事で、気持ちがより伝わります。

・陰でほめる
その人を直接ほめるのでは無く、第三者に伝えてそのほめ言葉が本人に伝われば、相手をかなり喜ばせる事が出来る。

相手に近い人や話し好きの人に伝えるのがコツです。

・他の人のほめ言葉に乗る
〇〇さんがあなたの事を仕事が早いとほめていましたよ。
私も同感です。

他の人があなたの事をほめていて、私も嬉しかったという気持ちを伝える方法です。


ほめるのが苦手な方へ




ほめる人が苦手な人の理由を考えてみると…


ほめられるのが苦手だから人もほめない

ほめられるのが苦手な理由を聞くと、

ほめられる程の事でもないのにと感じたり、

ほめる人に何か魂胆がある様な気がするという方は、

今までに何かあったんですか?と聞きたい(笑)



親にほめられる事が無かったとか、褒めた後に

必ずしんどい仕事を振ってくる上司が居たとか?

でもね、それってあなたの経験であなたの感覚なんです。

全員にその経験がある訳では無くて、

あなたの感覚というか価値観を他人に当てはめて、

だからほめない!というのは勿体ないです。

褒める為には相手に興味を持たないと出来ない事。

自分を無視する人より、興味を持って接してくれる人に人は親近感を持ちます。相手を観察して褒めてみて下さい。


ほめる所が無い!ほめるともっと図に乗る


ほめる所が無い人って居るのでしょうか?

こちらの希望通りには動いてくれなくても

(先月よりは良くなった)

(覚えは遅いけど、一度覚えると忘れない)

(仕事は遅いけど、ミスは少ない)

などほめる場所はあると思います。

では何故探してまでほめなきゃいけないか?という所ですが、

それは


家族や友人と本音で話せる関係になりたいから
部下を一人前に育てたいから
部下を育てて業績を上げたいから

などの目的にたどり着くためです。

叱ったり、ダメなところを指摘するよりほめて相手のやる気を出したり、自分を認めてくれる味方と分かってもらう方が

自分の目的にたどり着く早道だからと理解してもらうと良いですね。

こちらの記事も参考にしてくださいね。


まとめ

ほめ言葉は良い人間関係を作る早道です。

家族と本音で話せる関係を作りたい、職場を過ごしやすい場所にしたいという気持ちであれば、叱るよりほめて心を通じ合わせる方法をオススメします。

ほめるコツとして

❖相手の喜ぶ部分でほめる

人によってほめられて嬉しい部分は違いますので
こちらの感覚ではなく、相手の感覚に添ったほめ方をしましょう。

❖他人と比べず本人の変化をほめる

誰かと比べてここが良いという言い方ではなく、相手をよく観察して、相手が努力したところやその人ならではの長所をほめてあげて下さい。

❖好感を持たれるほめ方をする

ほめ言葉にもう一言添える、直接ではなく人づてにほめるなど、もし自分がされたら嬉しい褒め方もやってみて下さいね。

最後に人をほめる事に慣れていない方は今からリハビリです(笑)

この3つの事を練習してみて下さいね

常にだれかをほめようという気持ちで人と接する

ダメな所には目をつぶり、人の良いところを見つける

時間はかかるけど、ミスは少ないよね。

とまず自分で脳内変換する作業を続けてみて下さい。
そうすると意識しなくても出来るようになりますよ。

出来るだけ直ぐにほめ言葉を口に出す。

良いなと思ったら、ガマンせずに口に出してみて下さい。

ほめられた人の嬉しそうな顔を見ると、こちらも嬉しくなります。

時々照れたり、謙遜しすぎる人の反応に


心が折れそうになっても続けてみて下さいね。意識しなくても人をほめられる様になりますよ。