人の気持ちが分かる　しぐさ心理

人間関係で相手の気持ちが分からなかったり、想定外の反応をされるとなんで？と思って相手に苦手意識を持ったりする。

しぐさで信頼されている事が分かると話しやすくなったりしますね。

ここではしぐさを3つに分けて、そのしぐさがどういう感情から出ているのかを説明します。

1. 頭や顔でのしぐさの意味は？
2. 視線の向きなどで分かる事
3. 動作から読み取れる意味は
- 3.1. 腕組み・足組み
- 3.2. 体や足先の方向
4. まとめ

頭や顔でのしぐさの意味は？

髪をさわる

髪をさわる動作でも、相手への興味の深さによって意味が変わります。

❖相手に興味がある

相手も自分に興味を持ってほしい、甘えたい。好きな人に頭をなでてもらうと喜ぶ女性も多いです。好きな人が目の前に居るとその欲求を自分で満たす意味で触る人も居ます。

特に前髪をさわるしぐさはかわいいと思って欲しい欲求の現れです。

❖相手に興味が無い

ただ単に退屈で、目の前の人の話にも興味が無いという事です…はい。

髪を引っ張る

自分の髪の毛を強く引っ張る行為はストレスを強く感じているという事です。髪の毛は自分自身を表すもので、髪の毛と同じように眉毛やまつげを引っ張るのも自傷行為の一種ですが、リストカットより周りが気がつきにくい行為です。

部下や家族が自分の髪を強く引っ張る動作をしていたら、話を聞くか気を付けて行動を見てあげて下さい。

口元を隠す

髪の毛が自分自身を表す事と同じように、口元は自分の心の中を表す部分です。
心を開いていない相手と話す時には、無意識に口元を隠すしぐさをします。

相手を警戒している時や、考えている事がまだまとまっておらず今は心の中をのぞかれたくない時に口元を隠します。

コンプレックスを抱えている、自分に自信が無い人は必要のない時もマスクが外せない症状の人も多いです。

部下や家族と話していて、口元を隠すしぐさがあれば自分に心は開いていないなぁと理解してくださいね。

耳をさわる

このしぐさは時々見かける症状で、「髪の毛を引っ張る」「口元を隠す」と言う様に大勢に当てはまるものではないですが、

相手の話に興味が無い、その話をもう聞きたくないという気持ちの時に現れます。
ちなみに子供の反抗期の時は、毎日されました。

その話をもう耳に入れたくないという気持ちの表れです。

視線の向きなどで分かる事

視線を左上に向ける

これはほとんどの人がやりますね。何かを思い出しているしぐさです。

あの時どうだった？と質問して

視線が本人側から見て右上に向けられた時は、新たにイメージしている動作です。
そうです。嘘を考えている時は右上に視線が行きます。

視線が下向き

感情に浸っている時は、右下に、自分の気持ちと内的な会話をしている時には左下に向きがちです。目の前の人との会話内容と相手の視線の向きを照らし合わせると分かりやすいですね。

相手を下から上へ全身を見る

おじさんが若い女性を嘗め回すように見るあの視線です（笑）あれはちょっといやらしい気持ちからですが

保護者が新任の先生を見る。お客さんが高額商品を買う時に販売スタッフを見るこの様な視線は、この相手を信用して良いか判断材料として相手を隅から隅まで見ています。

保護者やお客様が信頼してくれれば無くなります。

この視線を感じられるうちは余り強引な提案などは避けた方が良いです。

動作から読み取れる意味は

腕組み・足組み

腕組も足を組むことも、クセになっていてこの方が楽と言う人も居ます。

ラーメン屋の大将の写真は味に自信あり！とこのポーズが多いですね（笑）

自信ありという意味とは別に、相手とこれ以上近ずきたくないという感情や、精神的に自分を防御したい時もこのしぐさになります。

バリアーを張って相手を入れたくないという事です。