自分に自信が無い人に効果的な回復法

自分に自信が無い人に効果的な回復法

自分に自信がなくなる事って誰でもあると思います。ここでは心理学の基礎知識を知り、あなたを苦しめる常識や偏った考え方の矛盾を見つけて、自信を取り戻すお手伝いをします。

あなた自身が持っている常識や普通という概念は、あなたが9才になるまでに、周りの環境や周りの人の言動で身に付いたもので絶対のものではありません。

それに気づくと、自分を客観的に見れて「ダメな自分」という考え方から解放されます。



自分に自信が無くなるとはこういう状態

自分自身を信じられなくなっている状態は「自己肯定感」が低くなっている状態の事です。小さい時から自己肯定感が低い人も居るし、何か大きな原因があって自信を無くし自分を信じる事が出来なくなった人もいます。

人からいくらほめられても「わたしなんて…」などと素直に受けとれない人は自己肯定感が低い傾向の人です。 自己肯定感が低いと何かやりたい事が見つかっても自分の力を信じられないので、

どうせ私がやっても失敗するし ☜ここには自信あり(笑)



失敗したら人に笑われる、上手くいくはずがないなどと考えてしまう。

やらない!と決めるのも悲しいので今年中に考えよう…
来年になったら…と決める事を先延ばしにしたりします。

これは私の経験談ですが仕事が楽になったら…と思いながら日々を過ごしてきました。

正直、どうしてもこれ!という物も 見つかっていなかったのかもしれません。 これ良いな!と思っても その瞬間に「これが上手くいく保証はない」「お金かけても無駄になるもかも」と出来ない理由がたくさん出てきました。



正直身動きが取れないんです。やる決心もやらない決心も出来ないから

今はタイミングが合わないと思っていました。1年、2年経つとその間無駄にした様な焦りが急に込み上げてきて、又自分に自信を無くしていた。


心理学の基礎知識でセルフイメージを上げる

ここでは自分に自信が無い人の考え方のクセについてその原因と解決法をお話しますね。

自信が無い(自己肯定感が低い)という事は自分自身のセルフイメージが低いという事。自分がイメージする自分のイメージがいかに大事か?という説明です。


何故高いセルフイメージが必要なのか?


セルフイメージは、心理学的には「役割効果」とも呼ばれる。 

「自分は○○である」と思い込むことで、 自分が理想とする ○○に近づこうとし、 自然にその方向に能力が高まっていくということ。

▒ 飛べなくなったノミの話

ノミは体長の150倍もの跳躍力があります。     そのノミを 小さな瓶にいれて 蓋をすると   ノミはこれまでどおり 飛び跳ねると 蓋にぶつかる。

それを 繰り返して いるうちに 蓋をあけて蓋がなくなっても そのノミは 瓶の高さ以上は 飛び上がらなくなるそうです。

これがセルフイメージの強さです。体長の150倍飛べるはずのノミも 蓋の高さまでしか飛べないんだという セルフイメージが出来ると実際は蓋が無くても それ以上飛べなくなるんです

私がノミの話で思い出したのは小さいころに母から言われ続けた言葉…

・あなたには無理だから

・ほら、やっぱり失敗した!

・失敗したら恥かくよ

母に悪気はなくても少しずつ蓋をされた様な気がします。


自分のセルフイメージの状態を知り改善を試みる

あなた自身のセルフイメージは高い傾向にあるか?低い傾向にあるか?下のピンクの部分を読んでみて下さい。何個当てはまれば高い低いという事ではなく

10個の質問を見てセルフイメージが高い人っていうのは、こういう事なんだと分かると思います。

1、自分の未来は明るいと思う

2、人生はどうにかなると思う

3、自分の長所を5個以上言える

4、 失敗しても自分を許す事ができる

5、これまでよくやってきたと思う

6、過去の失敗を受け入れている

7、チャレンジすればいつか成功する

8、何事も乗り越える自信がある

9、自己開示を積極的にしている

10、自分の考えには価値がある

決して全てYesだと良いという事ではありません。「無駄に前向き」という言葉もありますし(笑)

チャレンジすればいつか成功する!と思っていても、いつかいつかと何もチャレンジしていないのであればセルフイメージが低くて心がストップを掛けているいう状態です。

上記の質問と回答で低いと分かった方は、10の質問にある状態を意識してください。

🆙 自分の長所を5個言えるようになる

🆙 親しい友人に自己開示をしてみる

🆙 人と比べず、今までの人生で出来た事や頑張った事を思い出して自分を褒めてみる


心理学「ABC理論」を知り、考え方のクセを克服

ABC理論とは

人は自分で考えて、結果が〇〇になったと考えますが、本当はそこにビリーフ(固定概念)が入り込むので、当然結果は変わってきます。

上の図で説明すると上司に無視されたという「出来事」は同じでも個々が考える「普通=ビリーフ(固定概念)」が違うので上司に無視されたら普通嫌われているでしょ!と思う人と上司に無視されたけど、聞こえなかったのかなぁ?

機嫌悪いのかも?と思う人が居ます。
みんなそれぞれビリーフが違うからみんなの普通が違ってきます。


そしてビリーフとはあなたが産まれて9才までに周りの大人や友人が話していた「普通」という物。

特に親からしつけ、教育として繰り返し言われた事は良くも悪くも、あなたの中に刻まれています。出来事は同じでも、刻まれたビリーフが違うので結果や感じ方が変わってくる。

自分を苦しめるビリーフを無くすために知って欲しいのがこの2種類のビリーフ


絶対に失敗しちゃいけない!とか人に嫌われるのはいけない事! というビリーフは9才までに刻み込まれたものなんです。

全員に好かれる事は不可能だし、仕事でミスをする事もあるはず。冷静に考えたら分かるけどついつい自分のビリーフに追い詰められてしまう方は

「自分の常識」「思い込み」「自分が考える普通」そう、自分のビリーフにまず気づく事が重要です。



その後はそのビリーフを無くすために

~今までの自分と違う視点を持つ~

◆自分と違うタイプの人と話してみる。
人は自分と同じようなタイプと付き合う事にはあまりストレスを感じないです。

同じ反応、同じ感想を持つ人と居ると楽だし普通そうだよね~という感覚が強くなります。

なのであえて違う感想をするような違うタイプと話す事で、自分のビリーフに気づく事が多いです。

自分の普通って絶対じゃないんだ!と気づく事が出来ます。

◆本を読む
本を読むことも効果があります。本が苦手な人なら漫画でも良いです。

ストーリーの中のさまざまな人の考えや人生を疑似体験する事で自分の視野や考えの幅を広げることが出来ます。

そして、新たな視点を持つ事を意識して読んでみて下さい。

◆他の誰かの考え方の真似をする

これは私がやってみて、成功した方法です。

自分の周りにいる素敵な人 行動力があり、自由に生きている人を決めて、あの人だったらどうするだろう?と考えてみる。

私だったら、やらないけどあの人だったら「面白い」って言ってやり始めるかも?自分と違う人の思考になれました。

この方法で、いつもの自分と違う事が出来ましたよ。


自分を好きになって自信を取り戻すために、この記事も読んでみて下さい

まとめ

自分自身が自分に持つセルフイメージの怖さは分かって頂けたと思います。いきなりガラッと変える事は難しいです。

考え方のクセはあなた自身の罪ではありません。

でもそのクセで新たな挑戦ができなかったり人に嫌われることを極端に恐れたりしてしまいます。

スモールステップで少しづつ自分の考えクセを変えたり、失敗しても落ち込まない強いマインドが手に入ります。

回復法を試してみて下さいね。今とは違う自分や違う世界を経験してみて下さい。きっと自分に自信が持てますよ。