同じ迷いを抱える女は、年だけ重ねる。
少し強い言葉ですが、
これは私自身の実感でもあります。
40代後半から50代の女性会社員と話していると、
人間関係の悩みが、
そのまま仕事の悩みになっている場面に
何度も出会います。
上司との距離感。
部下への伝え方。
チームの空気。
どれも仕事の一部のはずなのに、
気づけば頭の中はそればかり。
そんな状態、あるあるですよね。
私自身も会社員時代、
人間関係でずっと同じところを
行ったり来たりしていました。
転勤の多い職場だったので、
環境が変わるたびに、
今度こそ大丈夫かも、と思う。
でも少し経つと、
また似たようなことで悩んでいる。

ある時ふと、
これ、前にも悩んだな、
と気づいたんです。
相手は違う。
部署も違う。
それなのに、
引っかかるポイントは同じ。
そこで初めて、
問題は人じゃないのかもしれない、
と思いました。
その後、学んで、
自分の考え方のクセに気づきました。
何かが一気に解決した、
という話ではありません。
ただ、
またここで引っかかっているな、
と自分を少し離れて
見られるようになった。
この視点があるだけで、
人間関係はだいぶラクになります。
相手をどうにかしなくていいからです。
そしてもう一つ、
大きかったのが
キャリアの見え方でした。
人間関係で消耗していると、
仕事そのものの価値まで
小さく見えてしまうことがあります。
でも実際は、
長年積み重ねてきた経験や判断力は、
ちゃんと自分の中に残っている。
自己肯定感は、
気合で上げるものではなく、
自分の歩き方を理解した時に
静かに戻ってくるものだと感じています。
ラクに上手く生きていく、というのは、
頑張らないことではありません。
同じ場所で消耗し続けない、
という選択をすること。
人間関係に悩む自分を責めず、
でも、
同じ迷いを繰り返していないかだけは
一度、見てみる。
それだけで、
仕事との距離感も、
自分への評価も、
少しずつ変わってきます。
年を重ねること自体は悪くない。
ただ、
迷いだけを重ねるのは、
やっぱり苦しい。
今日は、
そんなことを
考えていました。

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